だから人生は面白い

容量オーバーしそうになったらアウトプットする場所

防振双眼鏡、使ってみてどうだった?

3/9(土) SixTONES VVS 福岡PayPayドーム参戦してきました!

FCは全滅してしまい絶望してたんですけど、奇跡的に一般で取れまして。

まだツアー中なのでライブの話はもう少しまとめてから書くとして、今回は初めて使った防振双眼鏡についてのお話です。

 

チケット確保できてから色々調べていく内に、一般は天井席になる可能性が高いということを知って、普段はあまりライブにオペラグラスって持っていかないんですけど、VVSでは最初で最後の現場になるかも知れないし、後悔したくないなと思って調べてみました。

通常舞台などでのオペラグラスは8倍くらいのことが多いです。劇場ってそこまで大きくないし、8倍でもそんなに困らない。

ですがドームとなるとさすがに8倍では物足りないのはわかります。

ただ、10倍以上となると今度は手ぶれが酷くなるんですよね。

そこで防振双眼鏡。倍率が高くても手ぶれを抑えて見えやすくしてくれます。しかし物によりますが10万近くする。

さすがにいきなりポンと買うものじゃないよなぁ…と思ってまた色々調べて、レンタルがあることを知りました。私が借りたのはモノカリさん。

レンタルは3日間から申し込めて、送り先は自宅だけじゃなく、空港やホテルへも届けてくれます。

返却するときは箱に入れて、商品と一緒に送られてくるゆうパックの送り状を貼って郵便局かローソンへ出すだけ。

ちょうど宿泊するホテルの中にローソンがあったのでこちらでレンタルすることにしました。

 

双眼鏡って大体8×21とか書いてあると思うのですが(私の劇場用オペラグラスはこの倍率)、これは倍率×口径になります。

ざっくりした説明だけど、口径が大きいほど視界は広く見えるらしいです。

あと口径が視界の明るさに関わってくるらしい。

じゃあより大きな口径を選べば良いのかというと、必然的に総重量が重くなるため、あまり欲張り過ぎても良くはなさそう。

これは実際に持ってみて体験するのが一番手っ取り早いかもですね。

 

今回私がレンタルしたのは

ビクセン ATERA Ⅱ 12×30 

レンタル費用は3日間で5,500円(税込・2024年3月3日レンタル時)。

細かく着時間の指定は出来ませんが、希望があればメモ欄に記入すると良いらしいです。

私はホテルのチェックインが15:00からだったため、午前中着希望を明記して注文しました。

当日、ホテルにチェックインすると、スタッフの方からお荷物が届いております、と声をかけていただきました。

荷物の宛名と宿泊者名が違うと渡してもらえないホテルもあるそうなので、その場合は事前に連絡しておいた方が良さそうです。

ホテルの部屋で軽くピントを合わせてから会場へ。

ちなみに、防振機能を使用するのに単4電池を2本使います。

既に使用中の電池が本体に入っていて、合わせて新品の電池も2本同梱されていました。

途中で電池が切れたとしても対応できるのは良いですね。

新品の電池は未使用の場合のみ返却下さいとのこと。

 

覚悟していた通り天井席ではありましたが、ステージに対して長辺か短辺かでいうと短辺側の席だったので、距離はあるけどそんなに遠すぎる印象でもなかったのは幸いでした。

とりあえず防振機能は使用せずに覗き込んでみましたが、座って安定した状態で覗き込んでいる状態でも、やはり相当手ぶれがあります。

そこで防振機能をオンにするとあら不思議。

上下の揺れが止まって、動かしてみるとぬるぬる動きました(表現があってるのかどうか…)。

アップテンポの曲をペンラ振りながら覗き込むのはさすがに厳しいと思いますが、バラードやMC、あとピンポイントで表情が見たい時は、片手で覗いても安定していますし、これがあるとないとでかなり違うなと思いました。

12倍あると顔ははっきり見えるし、なんなら汗かいてる様子まで見える!

口径広めなのを選んだので、MC中も何人か画角に入れられる感じでしたし。

これはかなり良い。

防振機能がついている分、重さは普通のオペラグラスに比べるとそれなりにあるかとは思います。500mlペットの飲料よりはまだ少し軽いくらいかな?

私はライブ中ずっと付属のストラップで首に掛けてましたけど、首が痛くなるほどではなかったです。

 

ライブ後は入っていた通りに梱包し直します。

ガムテープがなかったので、私はフロントで借りました(笑)

あとはローソンから出して終了!

遠征民にとって、行き帰りの荷物にならないのはかなりありがたいです。ホテルに届くなら持ってくるの忘れた!ということにもならないですし。

関東では場所によって店頭受け取りも可能なようですから、現地で借りるのもありなのかな。

 

私はそこまで年間の参戦数も多くはないし、買ったとしても数年で新しい機種が出ると思うと、都度レンタルというのは選択肢としてありだなぁと思いました。

逆に参戦数が多かったり、大規模会場(ドームとかスタジアムとか)の参戦が多い人は購入を検討しても損はなさそうですよ。

ただいきなり買うのは躊躇われるお値段なので、レンタルで使用感を確認してから購入を検討してみるのも良いかと思います。

何かの参考になりましたら嬉しいです。

映画「夜明けのすべて」を見た話

もしかしたら、あの二人で映画化するかも?

そんな噂を聞いた頃に原作を読んだ。

気づいていないだけで、もしかしたら近くにあるかもしれない優しい世界。

人と人の繋がり。仕事との関わり方。

そもそも主人公二人の抱えている問題があるためか、殊更大きな事件や事故が起こる訳でもないけど、読了後になんだか優しい気持ちになれる物語だった。

この作品をあの二人がやるならめちゃくちゃハマるだろうし良いだろうな…と、割とイメージしやすかったし、なんなら藤沢さんと山添くんは私の脳内では既に上白石萌音松村北斗が喋っていたけど、なんの違和感もなく馴染んでいた。

 

そんな感じだったので、一体いつ公開になるのかと首を長くして待っていた。

公開日が決まったものの、当初地元では上映がなく、ハラハラしていたがその後地元のシネコンで上映が決まり(しかも家から近い方のシネコンでめちゃありがたかったな)、公開翌日の舞台挨拶付きを朝昼見るところから「夜明けのすべて」とのお付き合いがスタート。

 

原作からは結構大胆に改変しているのだけど、鑑賞後の印象が読了後のそれとほとんど一緒というか、それが一番驚いたこと。

優しい世界に触れて自分をかえりみたとき、なんか自分も優しくなりたい、と思うような。

まだまだこの世界に希望を持っていいのかも、と思うようなあたたかさ。

この作品は、はっきり言葉にしてしまうと、映画の良さがあちこちからこぼれ落ちてしまいそうで、言語化するのが難しく、語るにはまだまだ自分の語彙が足りていないと感じる。

まさにそれぞれで見て感じていただくのが一番良い作品なんだと思うし、たくさんの人に見て欲しいから、細々とでもいいのでロングランになればなぁと思う次第。

大きなことが起こらないからこそ、その事に感謝したりありがたみを感じることってあると思うので、どういう作品か話してしまうのも野暮だな、と思ったりもして。

でも、間違いなく私にとっては人生ベスト邦画。

自分が辛い時やしんどい時にもふと思い出す映画になると思うし、これからの人生にもそっと寄り添ってくれるような映画を見つけられたことは、本当に幸運だと思う。Blu-ray出たら絶対買いたい。

 

私自身、例えば出演者に好きな人がいるとかそんなことでもないと、なかなか映画館まで行かない人なので、偉そうなことは言えないけど、この作品は映画館で見てこその作品だったと思っている。

映像の迫力を楽しむタイプの作品ではないから、そこまで思い入れもないし映画館まで行くのも…と思うかもしれないけど、騙されたと思ってそこはぜひぜひ映画館へ。やっぱりスクリーンで見て良かったと思います。多分。

そして鑑賞後の余韻をゆっくり楽しみましょう。

 

出演者や好きなシーンをもう少し掘り下げようかと思ったけど、何書いてもネタバレになるしな…。

もうちょっと取っておこうか…(とかいって書かないパターン全然あり得る私)。

でも一つだけ。

私は住川さん(久保田磨希)みたいな人になりたいです。あの気遣いと温かさと優しさ、見習いたいわ。

SixTONES 慣声の法則 inDOME 4/23最終日備忘録

安定にアリーナは全落したのですが、幸い最終日が取れたので東京ドーム行ってきました。

実はドーム前に全く別の目的があってスカイツリーにいたんですけど、そっちでも結構スト担さん見かけて。

そりゃこの間YouTubeスカイツリーの動画上がったところだもんな…。

開場時間くらいにはドーム前に。

圧倒的黒着用率にビビる。

制服…?

ゲートでデジチケがなかなか出ず焦っていると、警備員の方が一時的に3Gに繋ぐと繋がりやすいですよと教えてくれる。

指示通りにやると即効繋がりました…!ありがとうあの時の警備員さん!

発券後は元の回線に戻すことをお忘れなく、という注意事項もいただきました。了解です!

 

今回は着席ブロックで申し込みました。

一人だし初のSixTONESで、自分が着いていけるかも若干不安だったし。

席は1塁側スタンド前方で、メンステは遠いものの、バクステが目の前、外周通路もリフターも目の前で、とても良い席でした。

着席ブロックという性質上、親子連れや年配の方もいらっしゃって、黒率もグッと下がったので少しホッとする私。

 

そうこうしながら開演。細かいセトリとかはさておき、雑感だけまとめていきますね。

・圧倒的ビジュの良さ。

・フォーメーション見たいけどお顔も見たいので生まれるジレンマ。モニターとどっち見れば良いの…!?

・あああみんな歌上手いね!?生でこんな上手いの!?(今さら)

・アイドルのコンサートの歓声ってやっぱりバンドとはまた違う熱気があるし、あの盛り上がりからしか得られない栄養ってやっぱりあるんだよなぁ。

 

待ち焦がれていた瞬間だったのに、体感秒でライブが過ぎていく。楽しくて幸せで終わるのが怖い。

気がついたらMC。早いよ!

うわー、いつもライブDVDで見てるノリのまんまだー!SixTONESだ…。

 

ジェシーがいつものやつやりましょうってレディースー!メンズー!子供たちー!のC&Rをやりまして。

樹が子供たちの時に食っちまうぞ!みたいなことを言い(ちなみに斜め前にいたお子さまはリアルにこわーいって言ってたよ樹…)、そうしたら大我が食ってみろ!みたいなことを言い出して。

 

髙:やめようよ、俺たちEテレ出てるんだから

樹:知ってる?あれYOSHIKIさんも見てるんだよ

(会場どよめき)

樹:リハーサルの時だったかな、Eテレで番組やってるよねって言われて。たまに見てるよって。面白いって言ってくださって

北:ちなみに仲間由紀恵さんにも言われた。北斗くん、Eテレで番組やってる?って

髙:春日さんちも見てくれてるよ

樹:家が?

髙:家はテレビ見ねえだろwご一家でね。春日家が

(ということは北斗の茶髪はやはりワンコだな…!?)

 

というひとくだりがありました。

そしてみんな座りましたね?と髙地が確認してから、階段に座り出すSixTONES

どんな話の流れだったか覚えてないんだけど、北斗がここを湖畔だと思って寛ごうみたいなこと言ったんだっけ?そうしたら樹が、じゃあ一回みんなペンライト青にして、波みたいに揺らして下さいって言ったんだよね。

15秒おきくらいにザザーンってさざなみみたいに小さく音出して…って言ったらまあまあ大きめのザザーン!にメンバー爆笑。

途中で大我が「俺泳いじゃおっかなー」と言い出し、いきなりセンターの花道をエアクロールで泳ぎ出す。途中から平泳ぎに変わる。

(以下、基本樹がツッこんでますがイメージです。あと曖昧なとこいっぱいです)

 

北:あいつ泳いでるよー!プールの授業思い出すなー!

樹:彼、プールの授業出てなかったって

北:よく考えたらプールの授業で見てないわ!

樹:エアーだけど泳げないのがわかる泳ぎ方だよね

(大我沈む)

樹:沈んでる!お前助けてこいよ!

北:えっ!?

早く早くと急き立てられて北斗がセンターへ。

入念な準備運動を始める。

意を決して飛び込んだのに足がつって北斗も沈む(笑)

髙:俺ダイビングの免許持ってるから行ってくるわ!

飛び出してくる髙地。何かやっている。

樹:耳抜きしてるわ(笑)

耳抜きして飛び込んだ髙地も北斗の隣に沈む。何だこの流れ。みんな沈んだけど…。

一番最初に沈んだ大我のアップがモニターに映し出される。目を閉じて横たわる美しい顔。

 

北:ザバーン!(立ち上がる)

樹:なに!?

北:あなたが落としたのは銀の髙地?それとも…

(大我のもとへ歩いて行き、襟を掴んで引き上げる)金の京本?

樹:どっちも落としてないのよ

京:政樹もあっちにいるよ

北:ザバーン!(一旦沈み直して登場)あなたが落としたのは金の京本?それとも政樹?

京:なんなら京本ひろみも来てる

樹:お母さんはやめてー!

 

どうする?なんて答えたらいい?と話し合いだした4人をよそに、花道に残されたきょもほく。

二人が動かないので不審に思うメンバー。

 

樹:なに?

北:いや、来るのかな、それともこっちが行くのかなと思って

京:来るならこのまま待っててもいいけど

 

面倒くさいこと言い出したきょもほくが抜かれると歓声上がってました(笑)

メンバーが答えを出さないので、しばらく二人で花道にいたけど結局二人でメンステに戻ったのかな。

MC終わり、結局次の曲はセンステからということで、6人はセンステに移動。

ここドームツアーでは日替わり曲らしいのですが、樹が曲紹介「マスカラ」って言った瞬間、私は大歓喜ですよ。

だってマスカラは私がSixTONES沼落ちした曲ですもの。

まだ街コンでしかやってないにも関わらず今回のツアーはセトリ落ちしていて、めちゃくちゃがっかりしてたんです。絶対聞きたい曲だったから。

そしたらマスカラ。嬉しかったなぁ。

しかももう一つビッグなサプライズがあって。

 

1番が終わった時点で伴奏の感じからワンハーフじゃなくてフルだ!って判って。

しかも2番入る手前のギターフレーズが、もう音源じゃないってはっきりわかるわけです。もうマスカラに関しては数えきれないほど聴いてるから。

うわ、もうこれ来るわ。常田大希さん来るわ。

どんな形か判んないけど来るやつだー!!

 

来ました。

ギターソロパート入った途端に唸りを上げるギターの音。めっちゃ生演奏の音だ!いる!!いらっしゃる!

メンステにスポット。ギターを手に常田さん降臨。

後ろのスクリーンに『常田 大希―Daiki Tsuneta―』。

もう歓声がヤバかった。ドーム揺れてたよね。

初日にYOSHIKIさんが来た時、これはもう何の意味もなくイミレとマスカラがセトリ落ちする訳はないから、もしかしたら最終日常田さんとかあるかもね?と思ってはいました。

いましたけど、まさか本当に来てくださるとは思わないじゃない。

常田さん来て、オリジナルのギターソロで、しかもフルで。マスカラ大好きな私にとってはめちゃくちゃ幸せな時間でした。

しかもこれだけにとどまらず、Driveで登場した青い改造ジープに樹が誘って常田さんも快諾!

樹が「断られたら正直6人で無理やり担いでいく案はありました」みたいなこと言ってたけど(ホントに?)。

 

常田さんはギターを持ったまま乗り込んでいたので、ジープが外周を走り出すとギターを鳴らし始めて。

そのギターに合わせて大我がVinylを歌うというプチセッション。大我は歌詞をスマホで確認しながら歌ってましたw

セッションはそれだけに止まらず、バクステ前でジープは止まり、掻き鳴らすギター、歌い出すSixTONES。NEW ERA常田さんGuitar Arranged Ver.

 

…夢?もうこれ夢では??

 

ちなみにリズムもメロもめっちゃ変則的なアレンジだったので、最初こそ少し入りが判らなかったりしたんですけど、いやーもうそこからは!しっかり付いていって歌い上げたSixTONESさすがー!誇らしい!!

街コンのビジュアルコメンタリーで、樹がドラマで共演した綾野剛さんから、常田さんがバックでギター弾きたいと言っていたということを教えてもらった話をしていたのです。

それ以前に、一昨年の紅白でSixTONESがマスカラやった年に常田さんもミレパで出られていて、なんかそれっぽいことをストーリーで上げてらした気がするんです。

それがこういう形で実現して、SixTONESもめちゃくちゃ嬉しかったんじゃないかな~。

NEW ERAを歌い終えて残りの外周を回って、常田さんはここまでのご出演。めっちゃ贅沢。ありがたいよね。

ちなみに最終日がDVD収録だったので、なんとか全部円盤に入れて欲しいところ…!

(SONY同士だから多分大丈夫よね…?)

(YOSHIKIさんのご出演は映像特典になりますきっと)(言霊言霊)

 

後半、畳み掛ける勢いで曲が襲ってきたので、ただただ全編ヤバいという感想しか出てこないのですけど、S.I.X~Outrageousの流れヤバかったっすね…。

ダブルアンコールはJAPONICA STYLEだったので、絶対ライブで一度は聴きたいと思っていた曲が聴けたの嬉しかったなー。

着席ブロックは観やすかったし、周囲を気にすることもなかったから良かったんだけど、スタンディングで観たい欲も高まってしまったし。

(ライブはめちゃくちゃ最高だったんだけど唯一残念だったことは、遅れてやってきた隣の人達が、結構なボリュームでずっと喋っててうるさかったこと。喋るなとは言わないけど、もう少しボリューム考えてほしかった…)

 

個人的には3年ぶりのライブでした。

前回は2020年1月のL'Arc~en~Cielの大阪城ホールが最後で、続く2月に横浜アリーナでFC限定ライブが予定されていてチケットも取れていたのですが、新型コロナの影響で前日に中止になったんです。

宝塚も大空ゆうひさんの舞台も、全部自粛していた3年間だったんだけど、結果的にその自粛期間中にSixTONESと巡り会い、こうして東京ドームに来ることになった。

もしやコロナ禍がなかったら、SixTONESとの出会いもなかったかもしれないし、あったとしても今このドームに辿り着いていたかどうかはわからないので、本当に運命とは不思議なものだなと思います。

これからもこの運命に感謝しつつ、彼らの夢が続いていくこれからを楽しみながら見続けていたい。

そう思えるような最高のライブでした。

チケットが取れるかどうかはわからないけど、次のツアーも絶対観たいな。

 

あー、なんか書いてる内にどんどん思い出してくることもあるし、もう少しライブの中身についてとか、メンバーについても書こうかと思ったんだけど、なんかまだふわふわしていてまとまらなかったから、とりあえず備忘録として置いておこう。

 

SixTONES沼が思ったより深かった話

いちいちぷらいべったーで上げるの面倒だな…と思い、ブログにしてみました。
ブログとか何年ぶりだろー?
実はこのアカウント、元々は2016年に騒動があったあれこれを吐き出す場として取ったアカウントだったりします。*1
でも結局何も記事は投稿せずに、そのまま跡地になっていたので、この度再利用しようかと。まさかこんな日が来るとはね…。

少しだけ自分語りをします。
私は自分の中で、ヅカヲタとしての自分を『老後』と位置付けていて、それはガチで追っかけてた贔屓*2が卒業し、他に贔屓も出来なかった*3からでした。
ジャニーズについても、スマがああいう終わり方を迎えた時にはそうなるんだろうなーと思っていて。
もともとそこまでジャニーズが好き!というタイプではないと自分では思っていたし、ああいう騒動があったからか、ジャニーズアレルギーみたいなものを発症していたりもしたので、幸せに卒業していったゆうひさんがいなくなった宝塚に比べて、スマがいなくなったジャニーズに対しては、少し好意的に見られない感情が残っていたりもしたのです。

そんな中でSixTONESにハマった経緯はぷらいべったーから転載した前記事の通りですが、もう既に相当奥深くまで沼にハマっています。
しばらく抜けられそうな気がしない。まあ抜けるつもりもないんだけど。
もともとハマったことにはとことん深堀りしていく根っからのオタクなんだけれども、さすがジャニーズというべきか、深掘りできる規模が半端なくて。
まだデビュー3年目に入ったところのSixTONESだけど、個人の入所歴は全員10年超え、人によっては15年を超えているメンバーもいたりして、しかも既にネットが活発になってからの人たちだから、滅茶苦茶情報量が多いのです。

またそれを知っていく過程が滅茶苦茶楽しいんだよね…。
知らないことを知るのって楽しいじゃないですか。
特にスマは私が好きになった頃にはもうデビュー後何年か経っていたし、Jr.の頃の話も今ほど詳しく出てこなかったので、今まで何となくふわっと認識していたジャニーズのシステムとか、Jr.と大きく括られた中にも人の数だけ運命があって、喜びがあって、苦難があって、葛藤があって、それが奇跡的に一つの形に結び付いていくことって、偶然だけではないんだなぁと感じてみたり。
あと、入所からデビューするまでに彼らが見てきたジャニーさん像とかもめちゃくちゃ興味深かった。

できるだけ都市伝説とかネットのまとめサイトみたいな形じゃなく、本人の言葉で知りたいので、あれこれ探してみたりしました。
Myojoの10000字インタビューもどうにかして読んだけど、あれってグループ毎に書籍化とかしないのかな。
オリジナルサイズの冊子とかでもいいんだけど。
めちゃくちゃ読み応えあるし、後からファンになった人が知りたいことがいっぱい詰まっているのに、バックナンバーはもう買えないし、オークションでは高値取引されてるから。
あと多分初めて公式写真とかカレンダーとかも買ってしまいましたね。
昔は公式写真なんて店頭に行かないと買えなかったから、地方民には馴染みがなかったけど、さすがに時代が移り変わっただけに、オンラインショップが出来ていて。一方で届くのに二週間くらいかかってビックリしたけどw

まあハマりたての勢いもあるとは思うんだけど、2020年からのコロナ禍で遠征も現場も控えている身からすると、動かせるお金に余裕があったのも大きいんだわ。
そんなこんなでファンクラブにも入会してしまいました…。昔から割と軽率にファンクラブ入るので私。
だから今、大空ゆうひさんとL'Arc~en~Cielと新しい地図SixTONESに入ってます。
つい最近、のんびりなかいにも入った。さすがにちょっと見直した方がいいかもしんない。

個人としては松村北斗に落ち着きましたが、SixTONESは本当に知れば知るほど箱で推したいグループなんですよ。
結成までに紆余曲折があった分、結成後は増員も脱退もなく、分裂も解体もなく*4、6人で同じ方向を見て頑張っている。
グループとして『やりたいこと』を優先して行くのも、SixTONESというグループにとっては合っているんだと思います。
あと個々の個性が爆発しているので、見ていて楽しい。
苦手な顔立ちの子がいなかったのも、私にとっては大きかったかな。身長差がそこまでなくて*5割とみんな身長も高くて、並んだ時に綺麗っていうのも好み。
みんな足長くてスタイルもいいしね。衣装の着こなしもみんな素敵よ。*6

あとはやっぱり何よりも音楽ですよね。
どれだけその人達が好きでも、音楽が活動の中にある以上、音楽性が合わないとここまでハマらなかったと思います。
なんせ楽曲がどれも高クオリティでめちゃくちゃいい。音質もさすがSONYって感じ。
各自が歌上手いのに加えて、どのコンビでもハモれるし、ハモりも上下どちらでも行けるレンジの広さ。
アイドルというよりアーティスト…と思ったりすることもあるけど、SixTONESに関してはアイドルだからこそ、これだけ多ジャンルの音楽を同じアルバムに入れて世に出せるという強みがあると思うんだよなぁ。
何より彼らはアイドルというものを愛して、誇りを持っているように見えるしね。*7
英詞の曲もたくさんあるんですけど、ジェシーはネイティブだからともかくとして、みんなすごく発音良くない?
私は自分が英語喋れないから判断が難しいんですけど、聴いていて「日本人が頑張って英語歌ってます!」感がないし、たまたまTwitterで最近SixTONESを知った元帰国子女の方が、発音凄いって褒めてらして、やっぱりそうなんだ!と思いました。
アイドルゆえにストレートには歌いづらい歌詞もあると思うんだけど、英詞曲にそういうテイストの歌詞を持ってきているのも、ベストアンサーって感じがします。
耳から鱗がボロボロ落ちるので、興味持った人は試しに彼らの音楽聴いてみて欲しい。
とりあえずYouTubeにいくつかあるんで。

問題はジャニーズだからなのか、サブスクも音楽配信も解禁していなくて、CDしか音源を手に入れる方法がないこと。
せめて音楽配信だけでも考えて欲しいんだよね。
私個人としては、できるだけ物を減らしていきたいと思っているので、正直CDをこれ以上増やしたくない気持ちはあるんですよ。しまう場所もないし。
だからとりあえずCDレコを買って、借りられるものは片っ端からレンタルで借りてスマホに入れて、ってやってたんですけど、SixTONES初回盤に名曲多すぎ問題があり、結局何枚か買い足しましたね…。
SONYはいずれMV集とカップリングアルバムを出すことを検討しておいて欲しい。
SixTONESで『あなたが恋しいプレイリスト』を作ってみたら大半がカップリング曲になったからな。眠らせておくには惜しい曲しかないのよ。*8

そんなこんなで。
毎日Twitterで情報の海に溺れながら、火曜日にバリューの真実を見て、金曜日はYouTubeが22:00に更新されるのでチェックして、土曜日の夜はANN聴いて、過去のYouTubeを見たり、結構バラエティにもたくさん出てるのでそれを見たりだとか、dマガジンで雑誌チェックしたり、北斗の過去作をレンタルして見る日々です。*9
正直な話、何のために契約したのか忘れたくらい惰性的にTSUTAYAのレンタル契約ずっと払ってたんですけどwここにきて大活躍ですわ。
ジャニーズが出演したドラマってあんまり配信に残ってないのよね。バカレアのTVシリーズも黒の女教師もレッドアイズも全部これで見ましたw*10

とにかく、毎日がめちゃくちゃ充実しましたね。
コロナ禍で劇場へなかなか行けなくなって、スマの解散以来どことなく無意識に遠ざけていたエンタメというものに、SixTONESのおかげで戻って来られた感がある。
まさかこの年になって、自分よりずっと年下のジャニーズにハマると思ってなかったけど、楽しいと思えることが増えて本当に良かったなって思ってます。

…実はこの話、2月くらいから書き始めてずっと加筆訂正を繰り返しているんだけど、日々何かが更新されていくから、このままだと永遠にまとまらないってことに気付いたのでwこの辺りで一旦出しておくわ。

*1:だからとりあえず付けてた元のブログ名が“あの頃の未来”だったわ。何を書こうとしてたんだろうね、あの頃の私

*2:大空ゆうひさん

*3:好きなジェンヌさんはいっぱいいるけど、特定の追っかける対象は出来なかった

*4:それがいいとか悪いとかいう話ではないですが

*5:ジェシーは一人大きいですけど

*6:スーツの着こなしにはちょっとうるさいヅカヲタ

*7:個人の感想です

*8:ファンからしたら眠ってはないけど、カップリングってファン以外にはなかなか届きにくいよね

*9:この間までは月曜日に恋マジ、水曜日にナンバMG5見てたから、マジでSixTONESで一週間回ってたw

*10:1STの原石盤と音色盤もあるから、付属のDVDは見れないけど音源だけなら手に入れられるよ

映画「ホリック xxxHOLIC」を観た話

そんな訳でホリック観てきました。
多分ネタバレはしてない感想文。
4/29 9:00回、上演後に初日舞台挨拶中継付です。

あちこち説明が欲しいところがいっぱいあって、調べたら原作コミックスは19巻刊行とのこと。長い作品をギュッとするとこうなるよね、という感じ。
もしかしたら原作知らない方が素直に楽しめるかも知れないかな。
原作を読んでいると細かい情報は補完できると思うんだけど、その分思い入れも出来るので、ここは削らないで欲しいとか、あの台詞が聞きたかったのにとか、物足りなさを感じる部分はあっただろうと思う。
それにしたって、登場人物の名前や説明をまるっとカットしてるので、原作未読で前情報が何もなく鑑賞すると、ちょっとついていくのが大変かもしれないです。
公式の人物紹介見るくらいで事足りるとは思いますが。

映像は素晴らしかった。独特な色彩感覚をお持ちの蜷川監督ですが、それが異世界感をより醸し出していたとも言えます。
メインとなる「ミセ」の情景、衣装やスタイリングもめちゃくちゃ拘っているし。
ただやっぱり本業が写真家の方なので、一場面を切り取ると綺麗で素敵なんだけど、場面場面の繋がりとなると流れが一部解りにくかったりするところは正直ありました。
あと前半と後半のバランスかな。前半のゆったりした流れに反して、後半は駆け足で一気に終息へ向かう感じでした。それが四月一日の心情の変化にリンクしているといえばそれはそうなんだけど…。
映画のスクリーンで観る極彩色の洪水はなかなか壮観です。人によっては色がうるさいと思う人もいるでしょうけど、スクリーンで観るからこその迫力もあったし、映画館で観た意味があったかなと私は思いました。

撮影は一回目の緊急事態宣言の頃とのこと(舞台挨拶より)。
制限も多く、今後も不透明な中、撮影から完成、公開に至るまでは本当に大変なことだっただろうと思います。
構想から10年という事で蜷川監督にとっても念願の初日だったと思いますし、出演したキャストにとっても、日の目を見るといったらおかしいかもしれませんが、晴れの日を迎えられたことはきっと何よりの幸せですよね。
こうして公開初日を迎えられて本当に良かったと思います。おめでとうございます。

さて、今回私が映画館に足を運ぶに至ったのは、もちろん松村北斗くんが出演しているということにありますが、それに加えて好きな俳優さんが揃っていたということにあります。
神木隆之介くんはそれこそ私が中居担でもあるので、多分グッドニュースの頃から知っているし、柴咲コウさんの独特な空気感を持つ個性には以前から惹かれるものがありました。
神木くんは原作の設定年齢からすると実年齢の方が上ですが、制服を着て高校生をしていても違和感が仕事しないのは本当に流石です。
最初何事にも執着がなく、生きることさえ面倒だと思っているような四月一日が、少しずつ幸せを覚えていく様は可愛らしくもありました。
百目鬼とひまわりに出会い、四月一日の中に新しい感情が芽生えた時、対価を問われて一瞬言い淀むところが好きですね。
あとラストシーンが本当に素晴らしいの一言でした。
あの四月一日を観られて良かった!
柴咲さんはとにかく衣装が豪華で、それをまた着こなしているのが素敵。
得体の知れないところがあるのに、四月一日の作った玉子焼きを無邪気に頬張り感嘆のため息を漏らす、こういうどこか可愛らしいところがあるキャラクターって、そういえばCLAMP作品の定番だよねと懐かしく思ったり。
基本ミステリアスだけど四月一日に対して垣間見る母性のようなもの、それが後半へ繋がっていきます。
蜷川監督の作るホリックの世界は、このお二人によって成り立っているのかなと思いました。
北斗は四月一日の同級生で後に親友?心友?になる百目鬼
一見何を考えているか解りにくいし口数も少ないし、名前の通り静の人。
それでも四月一日を大切に思う気持ちは持っていて、何かあれば助けたいと思っている。
とことん感情を抑えた低い声は、おそらくこれまでの北斗にはないレンジの声だと思いますが、意志と心の強さが現れていて良かったです。
着物!袴!弓神事!これに萌えない女子はいるのか。いやいない。
決して出番の多い役ではないのですけど、四月一日とはお互いに運命を分け合う間柄になります。
運命を分け合った後にそれぞれ変化があるわけですが、そのビジュアルが神でした。
神木くんと北斗、顔立ちが似ている訳ではないのですが、目覚めの四月一日がそこはかとなく色気を漂わせていて、この色気は何!?と思いつつ観ていた時に、北斗もこういう色気あるよね…?何か似てない…?と思って気がついたのです。二人とも唇が色っぽいんだわ…。
涼やかな目元と唇の描くカーブのバランスがそこはかとない色気になるの(何を言ってるんでしょうか)。二人とも素晴らしいです…。

蜷川監督作品に共通するテーマとしてメインに映像美があるとするならば、多分もうひとつのテーマがエロスだと勝手に思ってるんですけど、正直私自身は蜷川監督の描くエロスとは相性があんまり良くなくて。
もう少し上品さが欲しいと思ってしまうんです。
これ、AKB48ヘビーローテーションのMV観た頃から思ってたことなんですけど。
でも女郎蜘蛛の吉岡里帆ちゃんは良かった。彼女自身の持つ空気感がギリギリボーダーラインを保ってくれていた感じ。蜘蛛に相応しい残酷な無邪気さと、人を快楽に誘う狡猾さのアンバランスな感じが狂気じみていて。
赤蜘蛛の磯村勇斗も良かったなぁ。あの囁きはいいよね…。

北斗が出ていなかったら、興味は惹かれても映画館までは行かなかったかもな…とは思いますが、作品の伝えたいテーマは、多少足りないところがありながらも(笑)伝わっては来たし楽しめたので、最終的に「観て良かった」で終われて良かったです。